豊島区介護予防事業での回想ワーク(報告)
豊島区介護予防事業のなかで回想ワークを紹介しました
去る10月6日、20日、豊島区から依頼を受け、東池袋フレイル対策センターにおいて、メモリーワーク(回想ワーク)を紹介しました。
本事業は、6回連続で、コグニサイズとメモリーワークを組み合わせて行うという講座で、そのうち2回を担当し、回想ワークについて紹介し、実際に体験しました。短時間ではありましたが、今年9月に発行された「思い出を分ち合おう、今日をともに生きよう」のDVDを一部視聴したり、子ども時代の思い出を二人組で分かち合ったり、昨年来日された、シュワイツァー氏のワークショップで学んだ、思い出を絵に描いて分ち合うワークを行ったりしました。
新型コロナウィルス感染症感染拡大防止のため、体温測定や消毒はもとより、ビニールシートのパネル越しでの実習でしたが、参加者の皆様は、それぞれの体験を分ち合う中で、「こんな体験、私だけかと思ったら、皆様々な体験をされたんですね」、「話しているうちにどんどん思い出されてきて、とても楽しかったです」と、思い出を分ち合う楽しさや、交流の深まりを実感されたことが伺われました。
コロナによる自粛生活により、他者と話すことが減り、孤立しがちな中、ようやく再開してきたカフェ等の活動の中でも、ぜひ活かして頂ければと願っています。
当会でも来年からまた、皆で回想ワークを学び合うつどいを再開したいと考えているところです。
(一人ひとりのこころの奥に宝箱があると感じる回想ワーカー)